歯を磨くと聞くと
ゴシゴシと歯磨き粉で泡だてて磨くことを思い浮かべますよね?
しかし、その泡だてて磨く歯磨きをしっかりやっても、2割は磨き残しが発生してしまっているようです。
その磨き残しが、少しづつ定着してしまうと口臭や黄ばみ、虫歯や歯周病の原因となってしまいます。
口臭や黄ばみなどに心当たりがある方は、ゴシゴシ歯を磨く習慣を一度見直して見ると良いかもしれません。
今回は、現役歯科医師が監修の、ゴシゴシ磨かないジェルタイプの歯磨き粉 クリアラボトゥースジェル について調べてみました。
研磨剤を使用しないホワイトニング
一般的な歯磨き粉に使用される、研磨剤が使用されていないため、歯の表面が削られることを心配しなくて済みます。
独自の汚れをとる仕組みとは?
研磨剤を使用しない代わりに、コーラルアパタイトを使用しています。
コーパルアパタイトは、リン酸カルシウムの一種であり、歯のエナメル質の97%を占めています。
このコーパルアパタイトには、口の中の汚れや細菌を吸着と除去する特性があります。
そのため、研磨剤で削ることなく汚れを取ることが可能になります。
他にも口内に優しい作用
①再石灰化
歯のエナメル質のほとんどと同じ為、歯の表面の修復を行う再石灰化にも作用します。
再石灰化とは?
口内には、ミュータンス菌、ラクトバチラス菌といった虫歯の原因となる菌がいます。
これらの菌は、チョコレートなどの甘い食べ物に含まれる糖分使って、酸を吐き出します。
この酸が、歯のエナメル質に付着すると表面が溶け出してしまいます。これを脱灰と呼びます。
逆に、この脱灰した部分を修復する作用を、再石灰化と呼びます。
再石灰化は、唾液やコーパルアパタイトに含まれるリン酸カルシウムにより、酸の力を弱めて行われます。
②口臭の防止
使用されるコーパルアパタイトには、化石サンゴ由来のヒドロキシアパタイトを配合されています。
これには、イオン交換力の作用により臭いの原因となる有機物を吸着させます。
これにより、歯磨きによる汚れと一緒に口臭も取り除くことが出来ます。
酵素の力で汚れを分解
歯の表面に浮かび上がった着色汚れ(ステイン)の隙間に入り込み、クレアージュとパパインのダブル酵素によって汚れを分解します。
クレアージュ:生体に適用することで、細胞やその組織に存在する酵素により歯垢などに含まれるグルコースに分解する。
パパイン:パパイヤの実から抽出され、たんぱく質全般を小さなペプチドまで加水分解する酵素。
悪臭の元となるタンパク質が分解されることで、口臭の予防にも働きかけます。
乳酸菌により口腔内のトータルケア
乳酸菌KT-11が配合されており、口腔内に免疫物質(IgA)を増幅させます。
KT-11には歯周病症状緩和作用が働きます。
これにより、
・歯周病の付着や定着の抑制
・口臭の軽減
・歯周病の予防
を維持することが出来ます。
他の口腔内の健康を支える要素
コーラルアパタイト、酵素、乳酸菌で口腔内の健康を支える以外にも細かい要素があります。
①ソープナッツ
口腔内の細菌の削減と消臭作用が働く
②なた豆エキス
排膿作用と抗炎症作用にて、歯周病の予防に働く
これまで、市販の研磨剤でゴシゴシと歯を磨いていた方は、
一本一本の歯を優しく磨く生活に切り替えてみてはいかがでしょうか?
