飲むだけで食事として摂取することが必要な栄養を摂取することができるCOMP。
今回は、そのCOMPの中でベーシックな粉末タイプについて使用方法、値段、栄養素とその役割についてまとめました。
COMP Powder
COMP Powderは、水などの液体に混ぜて使用します。
用意するもの
・水や豆乳、牛乳などの好きな飲料水
・ココアパウダーなどの好みのフレーバー
・シェイカー
を用意します。
これらを用意したら、COMP Powderと飲料水、フレーバーをシェイカーに入れて混ぜるだけです。
これを飲むことで、1食で必要な栄養素を摂取することが可能です。
価格
12Packタイプのもので、4,750円で購入することが出来ます。
1食に換算すると400円ほどになります。
ちょっと高いので、私はあまりお腹が空いてない時や、趣味や仕事に没頭したい時に限定して使用しています。
栄養素
COMPには、三大栄養素PFCとビタミン・ミネラルが含まれています。
これらの栄養素は、「日本人の食事摂取基準」を参考に調整されています。
三大栄養素PFCについて、含まれている成分とその作用について調べてみました。
P: Protein (タンパク質)
人間の体を占める割合のうち、水分の次に多いのがタンパク質です。
タンパク質は、筋肉や皮膚、臓器や髪の毛などの体を形成する主要な成分として用いられます。
また、体の免疫機能に関わるホルモン、抗体などの材料としても用いられます。
そんな、人間の体に必要な栄養素の一つであるタンパク質をがPのProteinになります。
COMPで得られるタンパク質では、次の2つの組み合わせになっています。
①分離大豆タンパク
分離大豆タンパクの一つに、水に分散させる性質があります。
なので、COMPの粉末から飲料水に変える仕組みに適したタンパク質といえます。
大豆タンパクには、筋肉を増やす作用、大豆イソフラボンによる抗酸化作用などがあります。
抗酸化作用には、血流を促す効果があるので、病気の原因となる「動脈硬化」の予防や「老化」を遅らせることに繋がります。
②乳タンパク
乳タンパクは、ホエイとガゼインがあります。
ホエイには、筋肉の増強や体型、体重の管理に役割があります。
体内で起っている炎症を抑える作用により、筋肉の再合成を支える働きもあります。
また、病原菌に対する感染予防や腸内の改善にも役割を果たします。
ガゼインには、カルシウムの運搬と吸収を支える役割と免疫力を高める働きがあります。
また、花粉症やハウスダストで悩まされるのアレルギー反応の原因となる、ヒスタミンの放出を抑える働きもあります。
F: Fat(脂質)
脂質とだけ目にすると、あまり摂取しない方が良いものだと思ってしまいますよね。
しかし、脂質はタンパク質の次に、人間の体に占める割合が多い成分です。
COMPではその脂質に対して、粉末油脂と魚油粉末油脂が使用されており、次のような要素を摂取することが出来ます。
①オレイン酸
オレイン酸は、人間の体内では作ることが出来ない不飽和脂肪酸になります。
コレステロールを減らす作用があり、血中コレステロールを減らすことにより、生活習慣病を予防することが出来ます。
②リノール酸
こちらも、人間の体内でつくることが出来ない不飽和脂肪酸です。
動脈硬化の進みの目安となるコレステロール値を下げる作用があります。
脳梗塞や心筋梗塞といった血管系の病の予防につながることから、必須脂肪酸と呼ばれています。
③EPA
EPAは魚の油に含まれる成分で、特にイワシやサバなどの青魚に豊富に含まれています。
血栓をできにくくする、高脂血症を予防するなどの血液の性状を健康に保ちつ作用があります。
そのため、全身の循環器系の健康を維持するためには必要な成分となります。
C: Carbohydrate(炭水化物)
糖質
糖質と聞くとネガティブな印象を持ってしまいます。
しかし、脳の働きやエネルギーなどの供給には糖質も必要な要素の一つです。
COMPでは、体の中の細胞内で使用されるグルコースの摂取が可能です。
グルコースは、酸化され二酸化炭素と水に分解されることで、エネルギーを放出する特性があり、体の主なエネルギーの供給源となっています。
COMPのグルコースは、次の組み合わせで摂取するようになっています。
①デキストリン
デキストリンは、デンプンなどの加水分解により得ることのできる炭水化物です。
食後の血糖値や血中中性脂肪上昇を抑える働きがあります。
血糖値の上昇を抑えることで、インスリンの節約につなげる役目を果たします。
②パラチノース
パラチノースは、はちみつなどに含まれる天然の糖質です。
満腹感を持続させる、集中力を持続させるといった働きがあります。
また、高血圧の改善、内臓脂肪の燃焼などの体の健康を維持する働きもあります。
食物繊維
整腸作用や血清コレステロールの低下作用、食後の血糖値の上昇の抑制に必要となるのが食物繊維です。
COMPでは、次の食物繊維が摂取可能です。
①イヌリン
水溶性食物繊維のイヌリン。
食品では、玉ねぎやごぼうなどに含まれています。
腸内フローラを改善する、ビフィズス菌などの善玉菌を増やし、お腹の調子をよくします。
また、血糖値の上昇抑制や血中中性脂肪の抑制や低減にも作用します。
②セルロース
不溶性食物繊維のセルロース。
食品では穀類のほかに大豆、ごぼうに多く含まれます。
大腸内で水分を吸収し、便を硬化させる働きがあります。
それにより、腸内の通過時間を早まる事で、便秘を解消の役割を果たします。
遊ぶ時間や、趣味の時間、仕事の時間など現代は選択肢がとても多いですよね。
その中で、時には食事に充てる時間を削減したい日もあるかもしれません。
そんな時に、適当なお菓子やホットスナックで済ませないで、手軽に栄養だけを摂取できるCOMPを試してみたはいかがでしょうか?