夏を感じられるドラマ。落ち込んでいる時に観たいドラマ。
もしそんなドラマを探している方は、次の作品がお勧めです。
タイトル
ビーチボーイズ
登場人物
桜井広海 (反町隆史)
ヒモとして生活していたものの、相手の都合で家を突如追い出されてしまいます。
行き場を失ったことにより、「夏といえば海」という発想だけで辿り着いた先が民宿「ダイヤモンドヘッド」
一見自由気ままで、楽観的に見えるものの、過去には大きな挫折を背負っている人間くさい部分が印象的です。
鈴木海都(竹野内豊)
超エリートの商社マン。
このドラマでは、今の私よりも若いのにも関わらずその仕事ぶりと責任感はとても尊敬できます。
そんな彼も仕事のミスにより、自身が手掛けるプロジェクトを外されてしまいます。
落ち込んでいる中、ちょっと早めにとった夏休みで向かったのが、民宿「ダイヤモンドヘッド」
物事を論理的に捉え一見クールなのだが、負けず嫌いなところもあり、広海に振り回されながらも徐々に物事の価値観が変わっていく様が印象的です。
和泉真琴(広末涼子)
民宿「ダイヤモンドヘッド」の看板娘(自称)
母親が離婚しており、捨てられたような形となってしまっている為、感情や接し方が複雑でぎこちないです。
母親が東京で生活している為、今は祖父と一緒に民宿を手伝いながら暮らしています。
広海や海都が来たことで、何かと不平不満を言いながらも、頼りにしている感じが伝わってきます。
前田春子(稲森いずみ)
民宿「ダイヤモンドヘッド」の近くに店を構えるスナック「渚」で働いている。
マドンナ的存在で、このドラマで大人の綺麗な女性として出てくるのは、この方くらいです。
毎日、ある人からの「手紙」が来ることを楽しみに待ち望みながら生活しています。
民宿のオーナーや真琴とは、付き合いが長く良き相談相手となっているところが垣間見えます。
距離感が近く感じる言葉遣いや言い回しが印象的です。
和泉勝(マイク眞木)
民宿「ダイヤモンドヘッド」のオーナー。
広海や海都からは、社長と呼ばれるなどの愛されキャラ。
このオーナーにより、広海や海都の価値観へも多大な影響を与える存在です。
そしてその変化は、視聴者である私にすら気持ちに変顔を与えてくれました。
キャンプや海での接客などの振る舞いがとても印象的で、かっこいいと思える存在です。

こんな時に見たい
とにかく夏を感じたい時
とにかく夏を感じたい時に見たいです。
夏といっても、恋愛ドラマではないのでそういうのを求めている方には、ちょっとお勧めできません。
ドラマのストーリーももちろんなのですが、情景がとにかく綺麗です。
・夏休みを目前にした学校の教室。
・暑い夜の波の音や、風鈴の音
・夏に家族や親戚、友人が集まった時のあの居心地の良い賑やかさ
・バーベキューなどをする際の買い出しのワクワク感
・夏の夕暮れの切なさ
こんな感じに、ストーリーはもちろん面白いのですが、それぞれのシーンで私たちが一番楽しかった夏を詰め込んだような情景を映し出してくれます。
落ち込んだ時
私は、これを初めて見たのは落ち込んだ時でした。
落ち込んでる時は、どうして自分ばっかりと考えがちになってしまいます。
でも、このドラマに登場する人物は上に挙げた5人と、各話に登場してくる人物もそれぞれ異なる悩みを持っています。
そんな中でも、一日一日を無駄にすることなく悩みに全力で向き合う姿勢がとても勇気をくれると思います。
またドラマの中では、次のような名言とも言えるセリフがサラッと出てきます。
・広海の印象的なセリフ
力むと、失敗するんだよね、人生といっしょ
・海都の印象的なセリフ
将来はさ、将来はみんな不安なんだよ。でもそれをあえて出さないほうが、男としてはカッコいいと思わない?
・春子の印象的なセリフ
悩みがないのと、悩まないってのは、違うんだな
こんな素敵なセリフと情景やストーリーが、落ち込んで後ろ向きになっている自分を、少し前に進めてくれる手助けになるかと思います。
夏が迫ってきている今、これからの夏に向けて少し気分転換に試聴してみてはいかがでしょうか?
こちらの作品は、FODで試聴可能です。1週間もあればあっという間に観終わってしまいますので、初回の方は2週間のお試し期間がお勧めです。


