辛い電気料金の値上げから込み上げる不安の整理

日記

ここ1年余り「日を追うごとに高騰しているのでは?」と思うほど電気料金や物価の値上げを実感します。

「こんなに高かったっけ?」と思う月は、前年と比較して5千円以上高い月もあります。

なのに1ヶ月に入ってくる給料の手取りは減るばかりです。ほんとに嫌になります。

比較するべき対象ではないのですが、でも昔と比較すると現代は使えるお金はどんどん減っていて、その世代間ギャップにすら苛立ってしまいます。

この苛立ちは、現状をより「良くしようとしている」のに、現状の「維持が脅かされている」ことへの焦りや不安から来ているのではないでしょうか?

不満だけで立ち止まっては行けない

残念ながら、この不安からの苛立ちを「ムカつくなー」で終わらせてしまったところで、状況は解消されません。

値上げがはじまって、1年(それ以上?笑)経ってようやく気がつくことができました。

解消へ向けて、「去年まで、昨日までしていたことを変える」その必要性を感じ状況を見直して、スタンスやお金に対して省けた無駄がありました。

客観的にカッコよくないことを止める

カードの引き落とし額から、公共料金や贅沢をすることがない通常の食費。これを除いた時に、一番使っているのが洋服やチケットでした。

ここには、次のような価値観で消費していました。

  • ファッション感度が高い人のイメージを保つ → 新作を買う
  • 休日が充実しているようなイメージを保つ → 興味がそこまでないイベントに足を運ぶ

主観的にみると、どちらも周囲からイメージを保つため頑張ってはじめたことです。

主観と客観で印象が変わる

これを客観的にみるとどうでしょうか?

文字に起こすと、なんか振り回されている感があって、カッコ悪いですね。

実際私も「自分以外がいつ何の服を着てたか?」なんてほとんど覚えてないです。

自分以外のインスタのストーリーがめちゃくちゃ充実していても、記憶に残っているのはほとんどないです。

そう思ってから「購入 / 申し込み」前に考え直すようになりました。

習慣化しているので慣れるまで大変

「考え直すようになる」と一言で言っても、実は結構大変です。

「新たらしい情報を見つける → 購入する」までの流れが、既に習慣になっているので、気を抜くと本当はそこまで欲しくないものも買ってしまいます。

そのため「新たらしい情報を見つける → お気に入りに入れる → 数日置く」

普通に考えたらそうするよね。という当たり前のことが、今の習慣と置き換わるまでは意識が必要です。

置き換わったら「考え直すように」なります。

便利すぎる時代に不便を取り入れる

チャンネルを変えたら色んな番組が見れるように、映像コンテンツのサブスクに加入すればその選択肢を増やすことができます。

それが無料であれば、特に気にすることがないのですが、毎月それなりにお金がかかっているともうと無視ができないです。

無くすではなく減らす

今ではサブスクによる快適を覚えてしまったので、無くすことはできません。

しかし、減らすことはできます。

例えば私の場合、趣味のスポーツイベントが重なる時期は、週末がほとんど外出になる期間があります。

サブスクなので入りっぱなしが楽で良いのですが、その時期にもお金を払い続けるのが、勿体なく感じました。

普通は入りっぱなしでしょうが、有給を申請するように月の予定に合わせて変えたって、いいのではないかと考えました。

計画的に選択する

実際にやってみると、サブスクを使う期間に「何をみたいか?」の意識をするようになりました。

昔ビデオが買う、借りる、映画館に行くの選択肢から予定を立たように、サブスクの停止・再開を選択するようになりました。

平日どうなるかと思ってましたが、イベントが多い時期はそれによる課題が多く見つかるので、Youtubeで十分でした。

さらに買い物が多い月は、Amazonプライムから見たいものを探すという限定条件も加えれば、何個もサブスクを契約しなくて済みます。

本来の使い方には確実に反してますが、サブスク一つでも支出を管理しているという意識があるだけで、さらに無駄を探すようになります。

ここまでの作業で、なかなか踏ん切りがつかないでいた、不要な物の処分のきっかけにもなりました。

贅沢だってする

ここまでは「どうやって支出を減らすか」ばかり考えてきました。

でもやっぱり「必要なものや楽しいものにお金も使いたい」は変えられないです。

世代間ギャップには、まだまだモヤモヤすることもありますが、現代の方がよくなったこともあります。

ふるさと納税で贅沢する

一つが2008年から始まったふるさと納税です。

自己資金2000円 + 収入に応じた金額を任意の自治体へ寄付する納税方法です。

ふるさと納税をすると、寄付金額によって次のような返礼品を受け取ることができます。

さらに「収入に応じた金額」の方は、翌年の住民税や所得税から控除されます。

ざっくりいうと、2000円で次のようなものが贈り物として受け取れる仕組みです。

これにより、普段は値引き品が優先の私も、この時だけは本当に欲しいものを選ぶことができます。

楽天市場でポイント還元も受ける

私はクレジットカードや証券、simカードなどを楽天のものを使用しています。

楽天市場で購入したことで得られるポイントは、先に挙げたサービスの支払いの一部に充てることが可能です。

そのため私の場合は、ふるさと納税で寄付する際は、楽天市場を使って行うようにしています。

定期的に開催される「お買い物マラソン」のタイミングで複数の寄付しますと、より多くポイント還元されます。

余談:ポイントで身だしなみを整える

ポイントは、基本的には買い物やサービスの支払いの足しにします。

たまに 楽天ビューティ のという、全国の美容室の予約が可能なサービスを使って、ヘアカット代へも充てます。

店舗によってはポイントと併用可能なクーポンがあるので、格安で利用できる時に使用しています。

最後はかなりの余談になってしまいました。

私たちのこれからは、自分の意思ではそれ以上下げることのできない支出が、これからも出てくると思います。

「節約するところ」、「使うところ」、「タイミング」

今ままで考え直す必要がなかった価値観を考えて整理することで、溜まった不満を和らげるきっかけになるかもしれません。

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