私は、就活などでお金が中々厳しい時期や、東京のような自分の運転では自身のない場合などはよく深夜バスを利用します。
深夜バスをまだ使ったことがない方や、これから利用を考えている方向けに、少しでも楽に過ごす為の準備をご紹介します。
高速バスのメリット・デメリット
【メリット】
・かかる費用が安く済む
・旅先で早い時間から行動ができる
・学校や、バイト、仕事終わりの遅い時間からでも移動が可能
・寝てる間に旅行先に着く
【デメリット】
・座席のタイプによっては隣の席が近い
・トイレが自分のタイミングで行けない
・いびきや室温のようなどうしようもない寝苦しさがある
・とれる体制に制限がある為、体が痛くなる
デメリットの部分で我慢できないようなものがあれば、少し対策を取る必要があります。
座席の選び方
高速バスには、4列シートと3列シートがあります。
4列シートは、修学旅行や観光バスで乗るような座席です。
普段の旅行で乗る程度の距離では、あまり意識しないと思うのですが一晩あの中で過ごすと中々居心地はよくないです。
その為、窮屈な状態に少しでも不安がある場合は、3列シートのタイプのバスを選ぶことをお勧めします。
3列シートの場合
・座席の幅も少し幅広になっている
座席が少し幅広くなっているのと、前後の間隔も広めに取られている為、姿勢を変えることもかなり容易になります。
・両隣の席の間が通路になっている
席と席の間が、通路になっており他の方との間に十分なスペースがある為、気を使う必要性が4列と比べてグッと下がります。
・各席にカーテンがある
各席にカーテンがある為、個室感がかなり出ます。
4列シートですと、バスの室内の消灯後スマートフォンなどの使用などかなりの制限があります。
しかしながら、3列シートの場合ですとタブレットなどで眠くなるまで映画を見たりなど、多少の自由が利きます。
持ち物
・腰を支えるクッション
腰を支えるクッションは、ストレスを軽減する為にかなり重要な持ち物になります。
よくネットで、首を支えるクッションは見ると思うので持っているかと思うのですが、それ以上に腰のクッションは持っていた方が良いです。
高速バスのように、長時間座席に座っていますと、どうしても座席と腰の間に隙間ができてしまいます。
そうなると、点で身体を支える状態となってしまう為、背中やお尻などの支えている部分が痛くなってしまいます。
そこで、隙間になっている部分をクッションで埋めてなるべく面で身体を支えるようにしてあげると、身体への負担も少なく過ごすことができます。
・温度調節がしやすい上着やタオル
移動距離が長く、バスの時間が長くなればなるほど温度管理が必要になります。
例えば、夏場の場合であっても深夜や、明け方はとても冷え込む為、肌寒く感じます。
そういった場合に備えて上着やタオルを持っておくことをオススメします。
・耳栓
普段、静かな場所で寝ているような方は大した荷物にならないこともあり、耳栓を持っておいた方が良いかもしれません。
バスは、様々な方が利用することもありいびきや場合によっては、ちょっとした会話などもきになる場合があるかと思います。
また、バスの車輪の周囲ですとタイヤの音などもする為、そのような色々な音が重なってちょっとしたストレスに感じてしまう場合もあるかと思います。
そういった、小さなストレスを軽減する為にもあると助かると思います。
・充電ケーブル
バスによっては、スマートフォンの充電が可能です。
特に、3列シートの場合はほとんどの場合、各座席にコンセントが付いています。
その為、長旅でスマートフォンやタブレットを気兼ねなく使用する為にも、充電ケーブルを持っておきましょう。
・飲み物とマスク
飲み物とマスクは、乾燥対策になります。
時間帯や季節によっては、バスの中は結構乾燥している場合が多いです。
特に、冬場は暖房などの影響により知らぬ間に口呼吸になってしまった場合などは、旅先で喉の痛みに悩まされながら観光。
なんてことにもなってしまうかと思います。
そうならない為にも、水分とマスクは持っておいておきましょう。
水分を摂ることで、エコノミー症候群のリスクも下げられますので、必需品になります。
・小さいポーチ
高速バスでは、リュックやキャリーバックなどの主な荷物は、バスの荷物スペースに入れられます。
その為、自分の席にこれらの紹介した荷物を持っていくことを考えると、ボディーバッグや大きめのサコッシュのようなバッグを持っておきましょう。
バッグは、休憩の際に席を離れることが多くなり「貴重品を紛失してしまった。」なんてことにならない為にも、2口に分けられているものをオススメします。
大きい口の方には、バスの中で使用するものを入れておき、もう一方の口には貴重品を入れて、バス内で使用するものと混ぜないようにすることで、大事な貴重品の紛失を防ぐことができます。
荷物入れに入れた、荷物の引換券なども貴重品の方に入れておくことで、バスから降車する際に慌てずにすみます。
最後に、あると良いもの
【スマートウォッチ】
パーキングなどの休憩で、スマートフォンや財布の置き忘れてしまうことがたまにあるようです。
ほとんどのパーキングでは、「Suica」や「iD」決済が可能です。
その為、休憩の際は貴重品を入れた鞄は持つだけにして、中身は出さずにApple Watchのようなスマートウォッチで会計は済ますようにすると、「忘れ物してないかな」という心配がなくなる為、オススメです。