キャンプなどのアウトドアの夜の時間の醍醐味といえば
なんといっても「焚き火」です。
焚き火には、1/fゆらぎ と呼ばれる光や音の振動に含まれる
特別なリズムを視覚的に感じることができます。
このリズムには、リラックス効果があるとされているのですが、
私生活においてはなかなかそれを感じる機会はないです。
なので、アウトドアの特別な環境下においては、ぜひやりたいと思うのですが、
なかなか実行に移すまでが大変です。
焚き火台を用意して、火を付ける木材や炭、着火剤を準備、
さらに着火剤に火をつけた後に、空気を循環させるためにうちわであおぐ
リラックス効果を得るまでには、実はやることが多くて大変なのも事実です。
そこを、もう少し小規模にシンプルで手軽に焚き火を楽しめる方法があるようです。
それがBioLite キャンプストーブというもので、ZIPでも紹介されていました。
今回は、
- 小枝を燃料に使用
- 発電機能
- 蓄電機能
- コンパクトな設計
- 楽しみ方をアレンジ
この5つのポイントを元に、その魅力を紹介します。

小枝を燃料に使用
冒頭でも紹介したように、焚き火をするとなると、着火剤や炭、
火をおこす際にあおぐのに必要となるうちわや焚き火台など
結構多くのものを必要とします。
そんな焚き火が、Bio Liteストーブでは
1.小枝(燃料)
2.チャッカマ(着火剤)
3.Bio Liteストーブ(うちわ、焚き火台)
の3つでまかなうことができてしまいます。
燃料が、小枝であるためキャンプ場での使用はもちろんのこと、停電などの
いざという時に、暖をとる装置としても使えます。
使い方
- 小枝を集める
- 筒の中に小枝を入れる
- チャッカマで火をつける
- パワーボタンを押してファンを回す(パソコンの起動ボタンのマーク)
この4ステップで、焚き火をすることが可能です。
発電機能
使い方の4つ目のステップ
パワーボタンを押してファンを回す
ここで、「電源が必要なのでは?」と感じたと思うのですが
Bio Liteストーブの素晴らしいところです。
電気は全て、焚き火によって発生した熱のエネルギーを電気に変換して
動かします。(火力発電みたいなもの?です)
なので、小枝が切れない限り電気も使い続けることができるのです。
蓄電機能
さらに、この変換された電気のエネルギーは、本体へ蓄電することが可能です。
蓄電が可能であるということは、Bio Liteストーブそのものが
大きな電池(モバイルバッテリー)の役割を果たすということです。
今のこの気候変動が激しい世の中、いつ災害が起こるかはわかりません。
そういった場面においての備えとしても、とても良いものだと思います。
それと、本体にはUSBポートが備えられています。
そのため、ただ単純にキャンプに行った際の、スマホの充電の選択肢として
使えるのが一番のメリットだと思います。
この情報社会、SNS社会において、選択肢は多いに越したことはないですので。
コンパクトな設計
Bio Liteストーブは、高さが210mmで直径は127mmのコンパクトなサイズ感です。
私たちが良くメモや勉強をする際に使用していた、A4の用紙のサイズが
210mm × 297mm です。
なので、リュックにでも十分に持ち運びができるサイズ感です。
重さも900gですので、大体牛乳パック1本分の重さくらいのイメージです。
大きな焚き火台や、木材、炭などの持ち運びを考えますと、だいぶスマートな印象になります。
楽しみ方をアレンジ
Bio Liteストーブのセットを使うことで、次のことを楽しむことが可能です。

①肉や魚を焼いて調理する
専用の折りたたみ式グリルを使用することで、食材を焼くことができます。
グリルはすり鉢構造になっており、食材から出た余分な油を燃焼させて処理することが可能です。
②スープを作る
夏でも山は冷えますし、気持ちの良い秋のキャンプも夜はかなり冷えます。
セットの中には、鍋としても使用可能なポットが付いており、
お湯を沸かしたり、ちょっとしたスープを作ることもできます。
ポット自体が防風性が高いため、効率良く熱を取り込むことが可能なため
素早くお湯を沸かすことができるように設計されています。
③手元を照らすライト
火が燃え切った後も、本体がバッテリーとなっているため、
セットに付いているフレックスライトを使用することで、ランタン代わりとして
使用することもできます。1台2役です。
このように、ちょっとしたキャンプをするにしても、少し面倒でなかなかできなかった火の管理が
Bio Liteストーブによって、かなり簡単にできるようになるのではないでしょうか?
週末や連休のちょっとしたアウトドアに使用してみてはいかがでしょうか?
価格
本体のみ:18,590円
セット:30,690円