埼玉2002スタジアムで行われた高校サッカー選手権大会の決勝。
PKの末に、山梨学院が今シーズン無敗で、今大会に望んだ青森山田に勝利しました。
映画やドラマの感動的なシーンや、役者さんの演技では、逆に感動できない。
なのでみんなが感動したという作品には、ちょっと冷めてしまう。
自分は感動できない人間なのだと感じていたのですが、実際はそうでなかったんだと安心しました。
そして、そんな感動について 「1日外出録ハンチョウ」 という漫画で、分類別がされていたのを思い出しました。
今日はその分類について、要約してみようと思います。
1日外出録ハンチョウとは?
舞台は?
- 大手消費者金融である、帝愛グループが建設する地下シェルター
- そのシェルターの強制労働施設
- さまざまな観光地
どんな人が出る?
- 地下シェルターでは借金の返済に苦しむ債務者及び、強制労働者
- 強制労働施設内で物販やチンチロなどで資金を稼ぐ大槻ハンチョウ
概要
稼いだ資金を使って、強制労働施設から1日出て、外出をする大槻ハンチョウの過ごし方が描かれた作品です。
都内や観光地などのさまざまな場所での、過ごし方やグルメなどを楽しむ様が見どころです。
ハンチョウで出た感動の系統
ハンチョウで出てきた感動のカテゴライズは、こんな感じでした。
自分はどれに当てはまるか、考えながら見ていこうと思います。
動物系
作中では盲導犬が引退後、数年ぶりに飼い主の元へ戻っていたときに、まだ飼い主のことを覚えて。。。
という感じです。
言葉で直接感情を伝えられない関係性だからこそ、気持ちの繋がりを感じらた時に感動する。
健気な姿に心打たれる方や動物が好きな方は、結構あてはまるのではないでしょうか?
ノスタルジー系
作中では、映画「スタンドバイミー」が取り上げられていていました。
私も泣くまでではなかったのですが、小学校時代の長期休暇で、友達と秘密基地を作ったり
放課後に教室に何人かで残って、遊んでた日々。
年明けの書初めで紅白の話題をしたことなど、さまざまな楽しい日々を重ねながら、見ていました。
一人暮らしに慣れた頃や、地元が地方の方などは、結構共感できる部分も多いのではないでしょうか?
人間賛歌(さんか)
私は、この言葉をこの漫画で初めて知ったのですが、「人間てすごい!」と感動するタイプです。
ピラミッドのような巨大建造物や、現在までのライフラインや技術の発展など、私たち人類の叡智や歩みを感じて感動する感じです。
このようにカテゴライズされると、どれにも当てはまってはいないのですが、なんとなく自分のものが見えてきた気がします。
多分、青春系
私の場合は、基本的にスポーツで感動するのですが、プロのスポーツはあまり感動しません。
今回高校サッカーで感動したのは、こんな点でした。
- 元チームメイトが対戦校として戦う
- 同じチームに兄弟がいてともに練習してきた兄を見つめる弟
- 会場に来られないながらも、モニター越して応援するメンバー外選手の応援
こんな感じです。
試合そのものはもちろんなのですが、そこに辿り着くまでの高校生活や、さらにそれ以前のクラブや中学校での生活。
それらが、まとまってこの瞬間ができているということに、とても感動を覚えます。
まあ、要するに今はもう私が持っていない青春時代の輝き、真面目さを感じて感動しているのだと感じました。
最後に
私は感動しなくて、冷たい人間なんだと思う方は、普段興味をもったモノや事柄について一度振り返ってみると良いかもしれません。
そこを振り返って知ることで、誰とも共感できないな、分かり合えないな。
から、
こんな人となら、分かり合えるかも。に変わるのではないでしょうか?