毎週、毎週。私たちは持っている休みの倍以上の時間を、日々仕事に充てています。
そんな「休日」もいざ迎えてみると、なんだかダラダラ過ごして、もう夕方なんてことありませんか?
せっかくの休日が「特にやることがない」、「つまらない」となる原因を振り返ってみます。
なぜ「休日」行動できないのか?
私の場合、社会人になってからは、次の3つが当てはまります。
- やりたいことよりも、やらないといけない事が多い
- 単純に平日が過酷で、疲れている
- 予定を立てていない
中でも特に、やらないといけない事 が多い場合に、ダラダラ過ごしてしまう傾向があります。
今回は、その状況の中で解消できた例を交えて、まとめてみました。
スイッチの切り替えを作る
平日と休日を比べた時に、一番大きな差が出るのが、身だしなみではないですか?
仕事に行く日の平日とダラダラしてしまう休日では、身だしなみが劇的に違います。
平日
- リセット:シャワーによる寝癖、寝汗
- セット:髪、コンタクト
- コーディネート:スーツなど
休日
- リセット:軽く顔を水で洗う
- コーディネート:メガネ、パジャマ、スウェットなど
平日は時間がなくても、強制的に身だしなみを整える時間があります。
一方休日は、起きたままの姿で過ごします。
ギャップが行動の妨げになっている?
平日は外出するまでのやるべきことが、休日と比べて圧倒的に多いことがわかります。
このギャップが、スイッチの切り替えの妨げになっていると考えました。
実際、平日も「休もうかなー…」と思いつつも、髪のセットあたりから布団から意識が遠のきます。
(「行きたくないなー…」の気持ちは残りますが)
対策
ギャップを埋めるために、最低限の身だしなみになるための、アイテムを検討しました。
- JINSスイッチ:むくみやくま等、目の周りの悩みから解放
- キャップ・ニット帽:寝癖などの寝起きの髪型の悩みから解放
- セットアップ / シンプルコーデ:頭を働かせなくても着替えられる物で着替えの悩みから解放
- 一点豪華主義:スニーカーなどをちょっと気持ちを上げる
最初の3つは、予定のない休日に限りですが、毎回同じものを着用しています。
学生時代の制服に着替える感覚で、徐々に「行動しない」→「行動する」へ切り替わります。
一方で一点豪華主義を取り入れることで、無駄に休日用の洋服等を増やすことなく、マンネリ化が防げました。
細かい作業でダレから抜ける
着替えだけでも、スイッチが切り替わらないことがあります。
例えば、平日は夜まで目一杯働いて、掃除などの作業は休日にまとめてやるなど
「やらなければいけない事」が多いと、なぜか逆にダレてしまうことが多くありませんか?
平日は食材を炒めるだけの私の場合
- 浴室 / 洗面台 / トイレ / 掃除機
- 洗濯
- 1週間分の買い出し
家のことだけで、これくらいやらなければならないことがあります。
このように書き出してみると、やるべきことが明確化されます。
しかし、実際にはこれらが一斉に頭に浮かび、大量の情報によって身動きが取れなくなります。
習慣化されていないから億劫になる
身だしなみを整えるのと逆で、週1回しかやらないことなので、習慣化されていない行動になります。
作業前から、頭で色々と巡らせてしまって、もう疲れてしまっています。
最終的に、何もしていないのに「ちょっと休んでから」が夕暮れまで続くのが、このパターンです。
対策
このケースの対策は、寝巻きの洗濯することを前提に「寝巻きのままできることからやる」です。
私の場合は、特に一番面倒な浴槽掃除を寝巻きのまま、進めるようにしています。
ここで重要なことは、考える前に掃除による達成感を得ることです。
例:浴槽掃除→達成感→寝巻きを含めた洗濯→その間にシャワー
達成感とセットのルーティーンを作ることで、次のやるべきことにもうまく繋げられます。
やることがないから抜け出す
そもそも布団から抜け出せない日があります。
特にスマホによりSNSやYoutubeなど、簡単に寝ながら無料で「暇つぶし」ができます。
特に見たくもないものを惰性で閲覧
スマホのアプリによって
- タイムラインに流れてくる動画や投稿
- 友人の週末の面白そうな投稿
- 新作の商品の紹介…
仮に有給を取得してまでやらないこと、見ないものに対して時間を多くないでしょうか?
特に知り合いの楽しそうなSNSは、身近であればあるほど、無意識に比較対象になってしまいます。
平日の仕事で色んな人と比較して過ごすのに、休日までそれをやっていては、辛いだけです。
振り返ると「何もやることないな」、「何もやらないで終わったな」となるのが、このパターンです。
対策
このケースの対策は、なるべく自分との会話を減らすことです。
スマホを眺めているだけだと、情報を得ながらそれと同じくらい、自分との会話をしていることに気がつきました。
これがポジティブな内容であればいいのですが、私の場合は
- SNSの場合:大体は他人のことを羨んだ内容
- Youtubeの場合:欲しくもない商品の紹介
というような感じの、本当はいらない情報に対して、真剣に悩んでしまっています。
この場合は、自分以外と話すことで別の刺激を得るような行動を取ります。
いくつか私がうまく行った方法を紹介します。
- 友人とランチの予定を作る
- ホットペッパーなどで美容室を予約して、強制的にコミュニケーションをとる
- 図書館や本屋などで、興味のある分野の書籍を読む
一見すると本を読む方は、SNSやYoutubeと変わらないように思います。
しかし、本の場合は情報を能動的に取り込むことができるので、会話と同じように刺激が得られる感覚があります。