自分ではなかなか健康状態に気付くのが難しい「歯」
そんな歯の健康は、定期検診で気付くことができます。
今回は、そんな歯の検診を実際にしてみてかかった費用や、必要な理由、初期虫歯にかかる費用などをまとめてみました。
- 検診が必要な理由
- 検診にかかった費用
- 仮に初期虫歯がみつかった場合
検診が必要な理由
歯医者さんに行くタイミングって人それぞれだと思うのですが、ほとんどの方は
「痛くなってきたら行く」だと思います。
しかし、実は大人の虫歯は、慢性う蝕と呼ばれる進行の仕方をします。
これは、広く浅く徐々に虫歯の範囲が広がるような進行をします。
痛みが出ないままどんどん状況が悪化し、気づいた頃には大きな虫歯となってしまいます。
その為、検診でのチェックが必要とされています。
虫歯の他にも
虫歯以外にも、次のようなチェックも行えるので、予防という意味でも検診は役に立ちます。
- 歯周病などのトラブルが起こっていないかのチェック
- 歯垢が固まった歯石の除去
- 磨き残しが起こりやすい場所のチェックや指導
検診にかかった費用
では、実際この検診いくらくらいの費用がかかるのでしょうか?
今回、初めての歯医者さんで診断してきてみました。
その結果かかった費用は、2,900円でした。
もちろん保険で賄うことができて、負担割合は3割での費用になります。
初診でかかった点数・費用
284点で1点あたり10円ですので、2840円になります。
そこから健康保険により3割負担なので、実際に支払うお金は850円ほどです。
他に検診でかかって点数と費用
レントゲンや検査、歯のクリーニングなどを合わせて682点で6820円ですが、
こちらも実際に支払うのは、2050円です。
検診でかかる費用は3000円程度
上記の2つの項目が、検診にかかる費用ですので、総額は3000円ほどと考えておけば大丈夫そうです。
仮に虫歯が見つかった場合
もちろん検診では、虫歯が見つかることもあります。
その時にどれくらいの費用がかかるのか、どのくらいの日数がかかるのか気になるところです。
今回は痛みが全く発生していない初期の虫歯が見つかったので、そこの体験をまとめます。
治療にかかった日数
今回見つかった虫歯は、1本で削ったら終わりの初期虫歯でした。
その為、1日で治療は完了しました。
ただ、これはインレーをダイレクトポンディングという、治療した跡の型取りを必要としない治療法のためです。
これを、メタリックのインレーを使用すると、
1回目は治療と型取り
2回目に治療跡をメタリックのインレーで埋める
という2回の作業が必要となる為、2日かかってしまいます。
インレーによって費用が異なるので、時間とお金の相談が必要です。
治療にかかる費用
診察
歯医者さんの診察に60点ほどなので、約600円
処置と麻酔
治療するにあたって、痛みを抑えるために麻酔を使用します。
この麻酔に40点ほどで、処置が70点なので約1,100円
処置の跡の補綴
処置の跡を補綴する作業が、230点ほどなので約2,300円
これらをまとめると、4,000円ほどかかりますが保険により1,200円ほどで済みます。
これにプラスでインレーの費用
インレーは、素材などでピンキリで保険適用のメタリック(銀歯)のインレーは3,000円ほど
私が今回使用した、ダイレクトボンディングは保険適用外のため、1万円ほどかかりました。
総額は
メタリックのインレーですと、2回通院するので6,000円ほどで、ダイレクトボンディングを使用すると12,000円ほどです。
そこに検診費用が、3000円です。
なので、虫歯が仮に1本見つかったら1万円ほどかかると想定して予約してください。
それでもばつずいなどの処置が必要なくらい悪化すると、通院が大変なのでちょっとでも気になったら検診に行ってみることをおすすめします。
ばつずいは、本当にお金も通院も痛みも大変でした。